快速 YAMAHA BJ50 整備記録 その2



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約4000km時点で純正品はかなり減ってました。
今回2014年
に装着したVベルト
次回2019年に
装着したVベルト
走行距離が4000kmを超えたところで色々手を入れておこうかと思い立ちました。ヤマハ原付の弱点とされるエアインシュレータ
ー(キャブとエンジンの間のゴム管)のひび割れを想定して予防的に交換。しかしキャブに到達するのも大変だったし、工具が入る
隙間がほとんどなく、エアインシュレーター取り外しには苦労しました。で、ひび割れがなかったどころか、新品(上)と比べても、
既存(下)のものにはほとんど劣化がないようにも見られました。うーん、まあよいか。
Vベルト、ウェイトローラーも交換。ウェイトローラーは標準が6.0gと記載されている文献と6.5gと記載されている文献があり
ますが、測ったところこの5XN6型(最終の2007年型)の純正は6.5gが正解。今回は純正と同じ6.5gのアルバ製を使用。
VベルトはグランドマンのマッシモのVBJ−211Yを使用。ラベルの通り5XN3に適合との表示なのですが純正Vベルトの部品
番号は5XN3〜5XN6は同じだったのでこのベルトを選択。しかし驚いたことに2015年時点のこの適合表示は、2019年の
交換時に表示誤りと判明。
2019年には211Yは5XN1〜2、2015年時点は発売してない222Yが5XN3〜6に適合と改められていました。
で、211Yも問題なく使用可能。新品同士を比較してないので感覚的な話ですが、約6000km使用した211Y(5XN1〜2
用)と新品の222Y(5XN3〜6用)の幅がほぼ同じだったので、211Yの方が若干幅広と思われます。
ちなみにマッシモはカスがほとんど出ず、2000円強の値段の割に長持ちですね。純正は1000km時点でかなりカスが出てたし、
4000km時点ではかなり細くなっていました。
エアインシュレーター、Vベルト、ウェイトローラー交換
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純正プーリー加工、ウェイトローラー軽量化!!
でもって再び暑い季節になり、BJのパワーが無くなってきたので、ウェイトローラーを軽量化し、加速感を取り戻そうかと。
ウェイトローラーを軽量化すると加速は良くなる反面、最高速が低くなるらしいので、どうせ分解するなら純正プーリーも加
工してしまおうかと。で、ウェイトローラーは純正より1g軽量化した5.5g×6個をデイトナ製で用意。
プーリーはリューターを使用し、赤線の中を中心側、外側とも削ってウェイトローラーが移動する範囲を広げました。
そして試乗。
おいおい、何で今までウェイトローラーを軽くしなかったのか、加速フィーリングが全く別物になりましたよ。
でもって、最高速は下がるどころか、ぐんぐん伸びる感じです。夏場でも問題なし。

実はこの後、数年の間に、再び夏にパワーダウンし、対策としてマフラーの清掃(洗浄液の注入)をおこなって
エアークリーナーを清掃したり、リアタイヤIRC製に交換をしたりと色々いじっておりましたが、目新しいこ
とがないので、詳細は割愛します。

空気漏れ!!・・エアバルブ交換のつもりがタイヤとブレーキシューも交換!
新兵器のおかげで、禁断の真夏以外のタイヤ交換に成功!


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再びVベルトとウェイトローラー交換!
そしてエアクリーナーエレメントを交換したら大発見が。!

やはり、暑くなるとパワーダウンする症状が出ました。でもって、今年は長梅雨で寒くなってパワーが回復したりとややこしい状況。
ウェイトローラーをもう少し軽くしようかと、5.0g×6個をデイトナ製で準備。そしてVベルトは、少し前のくだりでご紹介した
グロンドマン社(マッシモ)の純正適合品VBJ−222Yを準備。

交換はサクサクと完了したのですが、梅雨空の中、色々と支障が発生。まず、加速感はウエイトローラー軽量化にも関わらず、かえ
って悪化。Vベルトが細いのかもしれません。だって、加速フィーリングは悪いものの、何だか最高速が伸びてましたから。
ウェイトローラーを軽くしたのに何か変。それも天気が良い日は最高速も伸びず、なんだかドツボに。
何とかせねばと、新品のエアクリーナーとマフラー清掃用のパイプユニッシュそして、キャブのニードル調整を可能とする為に、
転用可能とされる別なJOGのニードルを購入。「夏は薄め、冬は濃いめ」の鉄則を試してみようという魂胆です。


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前回、リアタイヤ交換をした際、IRC製のタイヤは2本買いました。2年ほどたってフロントも減ってきたので、夏の暑い時に交換
しようかと考え、6月になって天井裏の小部屋にしまい込んだタイヤにはダンボールで詰め物をしました。

そして、同じ時期、フロントの空気が抜けているのを発見、エアバルブを回すと空気がシューッと抜ける症状は以前よりありましたが、
今回はちょっと触れただけで、シューとなります。で、通販で純正のようなL字型バルブを2個購入。
2個で500円ちょっとと、純正品の3分の1程度の価格でしたが、純正品と全く同
じ ☆PACIFIC JAPAN PVR70 の刻印がありました。

このIRC製のタイヤ。どうせ送料がかかるならと2本買いました。
何故IRC?・・最近何故かダンロップは高いのです。
積み重ねて保管されていたのでしょうか、中に形を維持する詰め物も
なく、幅が細目になっておりました。
いつものようにゴムが柔らかくなる真夏に作業を実施したのですが、
中々ホイールにはまらず、私のタイヤ交換史上もっとも困難を極めま
した。
何とかホールにははまったものの非力な電動ポンプではビードが上が
らず、今回もガソリンスタンドでエアを入れさせてもらって、終了。


雨天ではありましたが、いつ空気が抜けるかわからないためバルブ交換を決行! しかも既存のバルブはちょっと引っ張っただけでちぎれて
しまいました。・・・いやあ危機一髪でしたね。
しかし、新旧のバルブを比べると大きな違いに気づきました。ホイールにはまるベースの部分が、新しいもののほうがあきらかに大きいです。
大丈夫かなあ。・・・実のところ結構苦労はしたもののねじりながら押し込んで何とか装着完了。
というか、今回は暑くもなく、タイヤも堅そうなため、タイヤ交換をするつもりはなかったのですが、タイヤを外さないとバルブがうまく装
着できませんでした。
いやあ、前回苦労したタイヤであり、かつ雨も降って涼しい中、新しいタイヤを装着しなければなりません。前途多難!
これも結論からいうと、新たに購入したドライバーを大きくしたような形状のタイヤレバーを使用したところ、あっけなく、新品タイヤの装
着は完了。たった数日ですが、ダンボールでタイヤを広げておいたことも吉となりました。そうそう今回はダメ元で、手動の空気入れを使用
しましたが、あっけなくビードが上がりましたよ。

タイヤレバーよりマイナスドライバーの方が作業をしやすいことには前から気づいておりましたが、であれば、ドライバー型のタイヤレバーを
購入。届いてみたら思っていたより遥かに大きかったのですが、作業はサクサク進みましたよ。

今回、ブレーキパッドもキタコ製のものを買い置きしてあったので交換。写真上が純正、下がキタコ。キタコのものはパッドが貼ってある範囲
が長いですね。でも1万Km以上使用したシューの方が厚みがあるのですが、何故でしょう?そもそも減ってないし。

ちなみに前述の自転車用空気入れはブリジストン製。バコンと気持ち良い音を立ててビードが上がりました。
さすがブリジストン。
で、雨天続きの中で、まずはエアクリーナーのみ新品に交換したところ、とんでもないことが起きました。
エレメントには最初からオイルがしみ込んでいたのですが、私の感覚からすると結構薄め。いつもオイルを濃いめに塗ると調子が良かった
のですが、こんなんで良いのかと思いながらもそのまま装着すると・・・な、何と、たったそれだけで、エンジンが下から上までパワフル
で快調に。よって今回はニードルの出番はなし。
逆に、以前エレメントを洗浄した後に不調になった際には、オイルを大目に塗布したら復調したこともありました。
季節によるのでしょうかね、ま、エアクリーナーなんて、何度も洗って使うのではなく、即新品にすべきですね。

もしかしたら11年来の悩みは、エレメントに塗布するオイルを冬は濃いめ、夏は薄めにする
・・ただそれだけで解決?

いやいや、2スト故の混合気の吹き戻しがあって、放っておくとエレメントはすぐオイルだらけになるのですよねえ。
それでもセッティングが出るように他の部品を調整することが出来ないか、ですよねえ。今後の課題ですね。

クリップを交換しクリップ位置を季節によって変えるなんて面倒ですしねえ。
クリップ位置が変更できる規制前JOGの
スロットルニードルも今回は出番なし!!
いずれキャブの清掃でもする時にでも、
交換しておきましょうかね。

Vベルトの跡、黒い筋がプーリーの端まではいってないですね。
まだ最高速は伸ばせそうです。

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スロットルニードル交換! そしてハイスピードプーリーをテスト!
前回の記事から2年が経過。はや令和3年の5月。
新型コロナのお陰でレジャーも無理とあって、バイクいじりのGWとなりました。
LANZAのサイレンサーのグラスウールを換えて、MT07のオイル交換をして、さてBJ50の番です。

実は、BJは5gのウェイトローラーとグロンドマン(マッシモ)の純正対応のVベルトで調子よく走っていたのですが、もうちょっと
スピードが欲しいなと思う場面が度々あったのと、段々と暑くなるに従って、案の定加速フィーリングが悪化してきました。
加速フィーリングも最高速も調子が良いのは昼より夜。晴れより雨という感じです。

当然ながらエアクリーナー交換は元より、買っておいたクリップ位置調整可能なスロットルニードルへの換装、そしてなんとハイスピー
ドプーリーも準備しました。ハイスピードプーリーは横綱製のものが安かったので試してみようかと思った程度で
はありますが。
作業開始。まずは外装を取っ払います。赤丸がキャブ上部。ネジを2ツ外せばスロットル
ケーブルに繋がった上部および黒いスロットルが外せます。
ケーブルは2本引き、ニードルが外し易いHiupRに比べ、ニードルの取り換えは面倒です。

下が純正のニードル。クリップを止める溝は1段のみ。従って固定。
上は4LV-1490J-10なる製品番号のついた規制前JOG用のニードルで、溝は5段あります。
純正は固定なので、真ん中の溝に相当するのかと思っていましたが、一番上、つまり、ア
クセル全閉であれば一番メインジェットに深く刺さる位置、ガソリンの吸い上げが少ない
位置に相当するのですね。
2スト最終のBJの薄い設定が季節による変調の原因と推察し、まずは1段下げて様子を
見ることにしました。
裏(下)側から見たキャブ上部。廉価版にしては結構複雑。
横綱プーリーはローラーが転がる部分に突起(バリ)があり、水ペーパーで磨く必要がありました。
直径は9.8cm、純正よりはかなり大きいです。最高速UPを狙うならフェイスも変える必要があるかもしれません。
驚いたのは細軸ボスと思い込んでいた純正ボスより、更に細いボスが使用されています。また純正で使用しているワッシャーの厚み程度ボスが
長く、ワッシャーは使用しないものであることが推測できます。・・KN企画さん、説明書くらい付けてよ。
付属のウェイトローラーは5gでしたが、すぐ摩耗し破損するという噂を信じてテストでのみ使用することに。
ランプレートは純正もハマりますが、ピタピタで動きが渋いので、横綱のセットものを使用。塗装を削らないとクランクシャフトに入いらない
という噂もありますが、固いものの入りました。
下が純正。
上の横綱は少し長い。
横綱の方が細いということは
加速が良いが、セッティングが
純正の延長では出来ないという
ことのように思います。
ベルトはキタコの強化ベルトを準備しましたが、おいおい、前期と後期の区別なくBJは一括りです。前述マッシモでは当初一括りであったも
のの、途中から前期、後期で品番を変えているのに。少しキタコが信じられなくなりましたね。しかも若干幅広です。幅広ベルトはクランク側
のプーリーでベルトが上がって最高速が伸びるような気もしますが、幅が広いとドライブ側プーリーではベルトが落ち込まず、最高速は思うよ
うには伸びない気がします。あくまで理屈上の話ですが。
上のベルト3段重ねの写真の上からキタコ、マッシモ
旧純正相当(たぶん前期型向け)、一番下がBJ純正
の5SU-E7641-10です。純正は使用し減っているとは言
えだいぶ細いです。マッシモは4000km程度使用しまし
たが減っていません。キタコとほぼ同じ幅。
下のベルト2段重ねの写真はどちらもマッシモで、上
はBJ後期向け、下は旧純正対応品(たぶん前期型向
け)です。比べると後期型が若干短いです。

ハイスピードプーリーのインプレッション。
■キタコベルト+セット付属のWR5g×6個
加速が悪く、最高速に達するのに時間がかかる上に、
最高速も5kmくらい落ちました。

■マッシモ純正品相当+以前使ったWR5.5g×6個
低速は同じベルトを使用していた交換前よりより若干悪く、
最高速は伸びが悪いものの、下り坂でなら伸びます。
しかも一旦メータを振り切って伸びが止まってから唐突に
すっと伸びる感じで扱いずらい。
また下り坂で速度が伸び切ったところで失火し停止。
エンジンか全くかからず。

失火の際に抱きつき症状はなくセルが勢いよく回るが、
プラグに火が飛んいないので点火コイルか、ジェネレー
ターが壊れたかと思いました。

エンジンは全くかからず、時間が無いため、一旦元に戻
し、電装系の故障の原因特定は素人には無理と考え、か
なり憂鬱になりながらもプロに修理を任すことにし、近
所のバイク屋に修理をお願いしました。

で、なんと
赤丸の点火コイルのコードが抜けていたとの
ことで、すぐ直りました。何故にこのタイミングで抜け
るのか。振動が激しかったようにも思えないのですが。
2週間後、・・・実はスロットルニードルを変えたのはこの時点です。

■マッシモ純正品相当+現状のWR5g×6個
走り出しでの繋がりが低回転なのか、出だしが一瞬鈍く、その後しばらくトルクがある感じで加速、最高速は以前と変わらないが、やはり下り坂で少し
最高速が伸びます。ウェイトローラーを重くしようかとも思いましたが、中低速が悪化しては意味がなく、そもそものパワーが足りないから効果がない
のではないかとと思い至り、取り合えずこのまま乗ってみようと思いました。
デイトナの5gの新品のウェイトローラーが近所の〇りんかん、〇んかい、〇apsにも2パック6個が売っておらず、ネットで注文し、本日は終了。

1週間乗ると、発進がいまいちななのは変わりありませんが、特に夜間の走行では中低速でトルクがあって乗りやすく、以前もメーターは振切ってはい
ましたが、そこまでがよりスムーズに伸びていく感じです。

クラッチスプリングを若干強化すれば、発進の回転数が上がってスムーズになるような気がしますが、横綱セット付属のクラッチスプリングは純正より
固いとは想像できますが、どの位固いのか不明。・・・そもそもクラッチ側は分解したことがないので、今後の課題です。
またウェイトローラーをもう少しだけ軽くすれば高速の伸びが鈍っても、従来から比べればかなり乗り易くなりそうな気もしますが、やはりしばらく様
子見ですね。

それでは整備開始。
まずはエアクリーナーを新品に交換し、ギアオイルも
交換。そしてハイスピードプーリーをテスト。

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クラッチ交換、スプリング強化、ついでに大径フェイスに交換!
ハイスピードプーリー+5gのウェイトローラー、ニードルクリップ1段下げ(つまりニードル上げ)により、クラッチが繋がっても発進しずらかった
BJのクラッチスプリングを強化して、クラッチ繋がり時の回転を上げようというのが今回の目的です。ついでにノーマルのドライブフェイスをハイス
ピードプーリーに併せて大径フェイス交換します。
KN企画の1000回転UPを謳うスプリングを準備。
これどうみても横綱のハイスピードプーリーセットについていたもの
(写真左の3本)と同じもの。どちらもKN企画扱いだしね。
ちなみにこの3本セット。勘違いしている方も多いですが、実は2枚
クラッチにも使用可能です。横綱のスプリングのみの3本セットに3
枚、2枚どちらにも使用可能との記載があります。
KN企画のスプリングは白は1000回転UP、紫は1500回転UP、赤は
2000回転UPというラインナップです。

純正クラッチが減っている可能性も考慮し、実はKN企画の純正対応
のクラッチも購入。純正もまだまだ使えそうでしたがシューがデカい
KN企画製に交換しました。

左:横綱ハイスピードプーリー同梱
右:KN企画 SPW2(弱SP白2)
  1000回転UP

ねっ、同じに見えるでしょ。きっと製造元は同じ。
左:7003-53のスプリング
右:SPW2(弱SP白2)

上:7003-53+SPW2
下:5XN6純正
KN企画純正タイプ
7003−53

左:KN企画7003−53(規制後SU品番用) 
右:5XN6純正
KN企画製の方がシューがデカい。

クラッチは2枚、3枚の違いだけでなく、同じBJ
でも規制後向けは品番違ったりとややこしいです。
アウターを換えれば使えるケースもあるようですが。
センタースプリングも変えてみようかと。
左:純正
右:デイトナ3%UP

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ドライブフェイスはキタコ製を使用。純正より大型で横綱のハイスピードプーリーとほぼ同じ直径9.8mm。フィンは純正よりだいぶ低いね。
しかし分解して気づきましたが、横綱プーリーは外周際5mmほどが使えてません。5gのウェイトローラーではそこが限界なのでしょうね。
前回のテスト結果からするとウェイトローラーを重くすると加速が悪くなるので、今回はデイトナの5gの新品を使用。
キタコスーパー
ドライブフェイス
タイプX
上:純正  直径9.4cm
下:キタコ 直径9.8cm
キタコの直径は横綱ハイスピード
プーリーとほぼ同じ。

クラッチアウターのナットは24。クラッチロックナットは41なのか39なのか決定的な情報がなく、
迷いましたが、5XN3に41が使えなかったというネット記事を信じて39を購入。ジャストフィットです。
ヤマハ用として販売されているのはだいたい41なのでご注意ください。

スプリングコンプレッサーを使用してクラッチを取り外し、KN企画のクラッチに交換。クラッチ交換は初めてですがすんなり出来ました。
でも、いつも使用しているデイトナのバンドホルダーは柄が短く、毎回工夫が必要ですね。ビニールが弱くてボロボロだし。
そうそうキジマのコンプレッサーも1回で水色のビニール部分が切れました。自転車タイヤのチューブ巻くのが強度的に良いらしいですね。
さてさて、クラッチスプリングを交換した結果ですが、謳い文句通り、クラッチが繋がる回転数が上がり、それまでの動き出しにくい状況は直ったのですが、
何と、繋がる回転まで上がるのに思ったより時間がかかり、アクセルを開けてから動き出すのが一拍遅れます。ちよっとフィーリング悪いですね。
つまり、クラッチが繋がっても回転を上げないと動き出せない ⇒ 強化スプリングに交換 ⇒ クラッチが繋がるのに時間がかかる。
・・ん? 結果以前と同じでは? どうしようかなあ。

 でっ、
(対策1)スプリングを少し弱くする。原付二種用で純正から500回転UPって見たことないけど。上の7003-53とSPW2のスプリングの写真みると、全く
     太さが違いますよね。この間のサイズ(バネレート)を見つけられたら良いのですが、無いかな。でもタコメータないとセッティング出来ないよね。
(対策2)ウェイトローラーをほんの少し軽くする。3つだけ4.5gにするとか。でもセッティング地獄にはハマりたくないなあ。
(対策3)ニードル交換後、アイドルが若干低い気がするので気持ちアイドル回転数を上げてみるとか。って500回転も上げられないけどなあ。

     ・・・・エンジンオイルタンク(注入口)のカバーのすきまから長いドライバーでアイドルスクリューを調整出来ることを思い出し、懐中電灯で照ら
         して覗きこみながら、ドライバーをひねってアイドルを高めたりしていると、今までのキャブ清掃時やニードル調整時に気づかなかったスク
         リュー側と本体側に青のマーキングがあることを発見。そもそも一致せず緩め(低め)になってます。
         しかも、青ラインが一致しても、チョークが効く冬期のように、アイドルが高止まりして落ちなくなる現象が起きます。夏でも朝方に時々あ
         り、一旦エンジンを切ると直りますが。うーん・・・取り合えず、気持ちアイドル高めに設定して試乗。よしよし、何度か調整し、一拍遅れ
         ていた動き出しが半拍位に短縮。取り合えずは乗れるかな。

そうそう、最近リアBOXを26リットルから角ばった39リットルに変更しました。後ろから見るとデカいですが、前から見るとまあ問題なし。
ビジネスバックだって問題なく入るので雨の日も大丈夫。ちょとペナぺナですが、便利、便利。

できました。
前々回、前回の続き・・・マフラー交換して、ありえんものを発見!!!
前々回)ハイスピードプーリーの導入、ジェットニードルの交換・クリップ1段下げ(濃く)を行った結果、低〜中速でパワフルとなったもの
    の、発進時に中々クラッチが繋がらず走り出しにくい状態になりました。

前 回)上記の改善目的にて、クラッチミートタイミングを上げる為、1000回転UPを謳うクラッチスプリングに交換、ついでにクラッチシュー
    の交換と3%強のセンタースプリングへの交換を実施。
    結果、低〜中速域のトルクが低下、それと引き換えに高速域がパワフルになり、メーター振り切り後の速度の伸びが顕著になり、明ら
    かに最高速が向上。
    しかし、クラッチミーティング回転数が明らかに高すぎ、繋がりが一拍遅れるため、アイドルを気持ち高めにしました。

さあ、1週間ほど乗っってみましたが。やはり中低速のトルク不足に乗りにくさを感じます。それに、アクセルを戻した際に回転が高めで、チ
ョークが効いている時のように非常にうるさいです。交差点で停止してもアイドルが落ち着くのに時間がかかります。アイドルはクラッチの繋
がりの遅れが我慢できる範囲で下げましたが、それでもまだうるさいし、中低速がもっと欲しいなと思うことしきり。

そんな、かんだで、クラッチスプリングを少し弱めようと思い500回転UPくらいのクラッチスプリングを探したのですが、そんなものないです。
200回転UPというのがALBAでありましたが、デイトナのスプリングと同じくBJは5XN1しか対応していません。つまりは規制強化後の
JOG系は不可となっていますが、長さの問題でなければ、いずれ試してみようかなという感じで注文しておきました。
あとはウェイトローラーを気持ち軽くしてみるかなあ、いやそれならいっそ、最近話題の音が純正並みで中高速がパワフルになるらしいKN企
画のG03Xマフラーでも入れて、ジェット濃くしてウェイトローラー軽めを試すかとか考えていましたが、ふと思い出しました。
そうだ、物置に以前手に入れた社外品マフラーがある。以前夏場のパワーダウンの話を職場のバイク整備通の方と話していたところ、その方か
ら以前自分のBJで使用していたKN企画の純正対応マフラーらしき社外マフラーをいただき、フランジ側のボルトを折るなど取り付けに苦労
したあげくさしたる効果もなく、物置にしまいこんでいたのです。このマフラーには触媒がなく多少抜けが良いらしいので、試してみることに。
今回も取り付けに苦労しつつ、なんとか交換完了。
アイドリングを更に下げて、試乗してみると、中低速のトルクがまあまあ回復
しています。逆に高速域の伸びはなくなった感じ。イタチごっこだ。

さて、その最中気づいたのですが、シリンダーの排気側開口部が溶接で三日月
型に埋められているじゃないですか。イメージとしてはイラストのような状況。
エキパイのフランジ側と比べるとその差は一目瞭然。おいおいバリどころの騒
ぎじゃないよ。いくら規制強化後の2スト最終モデルの5XN6とはいえ、ひ
ど過ぎる、これではG03X入れたってパワー出ないでしょ。
まあ規制後、規制強化後でなくてもこの三日月はあるようですが、パワーが制
限された2スト最終モデルにとっては、痛手ですね。

ということで、暫くこの状態で乗ってみることに。
・・・とほほっ!
本来の穴(経路)を黄色で表現。
見事に開口部がふさがれています。

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しかしながら、雨で湿った朝晩に乗ってみると・・・何と、スタート一瞬後に
はパワーバンドに入った感じで下から上までパワフルではないですか。
でも天気が良いと全体的にパワーが薄く今一です。
これはそもそもの最初と同じく、ガスが薄いのでしょうかねえ。
そんな訳で、セッティング用にTKキャブ用のMJ、PJを注文しました。